190309読んだ本＆今日のバカチン
世間知らずなので映画「リング」の主題歌は「来る～きっと来る～」と歌ってるのだと思ってたよ(ﾟﾛﾟ;)
楽天ブックスのスレッドで、いつ5倍が来るんだと例によって例の如く話題になってるんだけどね(^_^;)
メチャ風が強くて何度も書くけど大リーグボール2号は風に弱いんだよヾ(｀◇´)ﾉヾ(￣o￣;)疲れてる？
【読んだ本】
杉本苑子『鶴屋南北の死』（文春文庫,1990）所蔵本
「娘ふたり」「残り香」の2篇（⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-03-06 ）に
続いて、3篇読んだけど、チョー面白かったv(￣∇￣)ﾆﾔｯ 本書読了まで残り3篇オホホホ!!♪(￣▽+￣*)
「くじら裁き」は、百姓の久平が許嫁お露の住む村へと向かう山道で、その男に出遭う場面から(＠_＠;)
伊勢の知り合いを訪ねるというその男、罠にかかった兎と熊野の海で手に入れた鯔［ぼら］とを勝手に
交換しようとしていたのだ(￣◇￣;) この後は、読み手の予想を裏切る展開が続くのだが、時代劇でも
有名な某が関わり、たしかに、手心を加えぬ裁きが契機となって栄転した、と読んだことはある(^_^;)
「河内山宗春という男」は、読んだ気がして両ブログ内を検索したけどヒットしない(＠_＠;) 講談等の
〈河内山宗俊〉についての知識による既視感なのかしら(＠_＠;) 河内山宗春の娘が、父親はホントは
「貧弱なコソ泥」だった、ということを語るという構成のストーリーで実録ものになるのかな(＠_＠;)
「あべこべ物語」は、思いもよらない展開に、寝床で声を出して笑ってしまったほど、「ユーモラスで
面白い。」（山村正夫「解説」）(^_^;) 石塚重五兵衛は「非力な小男で、風采、はなはだしく貧弱。
武士にあるまじく肝ッ玉も小さな臆病者」で、同僚や上役連中だけでなく、妻のお桐、息子の信太郎と
順次郎、娘の雪江からも馬鹿にされている(^_^;) 重五兵衛の方は、このやり手の女房のために、自らを
「古漬けのひね沢庵」と愚痴る(^_^;) 「頭上の重石をはねのけようにも、手も足も出ぬ。せまい樽の底
に押しつめられて、息がつけぬ苦しさを、だれか一人ぐらい察してくれてもよかろうになあ」と(^_^;)
ストーリー展開がマジで凄い(￣◇￣;) 悲劇なのに喜劇としか思えない、苑子タンの小説巧者ぶり(^^)
【今日のバカチン】
川口久雄（全訳注）『和漢朗詠集』（講談社学術文庫,1982）所蔵本
「巻下 慶賀」に載ってる歌「うれしさを昔は袖につゝみけりこよひは身にもあまりぬるかな」（本書は
「うれしさを昔は袖に包んだものですが、今宵のうれしさは袖に包みきれません。袖に包みきれない
どころか、身にあまってあふれだすばかりです。」と〔現代語訳〕）の〔参考〕にある次の記述(＠_＠;)
・・・『古今集』雑上に「うれしさを何につつまんからごろも袂ゆたかに
裁［た］てといはましを」とあるのをうける。・・・
初句の「うれしさを」は「うれしきを」の誤植だろう(´ヘ｀;) この歌の口語訳を、奥村恆哉（校注）
『新潮日本古典集成 古今和歌集』（新潮社,1978）の頭注から引いておく(^^)
このうれしさを、何に包めばよいのだろうか。袂もっと大きめに裁ってくれ、
と言っておくのだった。
・植木久行『唐詩歳時記』、川口久雄の解釈、いや、藤原公任すら完全ＫОじゃんかﾋｨｨｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-02-15
・『和漢朗詠集』には中国の詩歌も含んでるのに国文学者が中国文学者の書いた物を参照してない(-"-)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-30
楽天ブックスのスレッドで、いつ5倍が来るんだと例によって例の如く話題になってるんだけどね(^_^;)
メチャ風が強くて何度も書くけど大リーグボール2号は風に弱いんだよヾ(｀◇´)ﾉヾ(￣o￣;)疲れてる？
【読んだ本】
杉本苑子『鶴屋南北の死』（文春文庫,1990）所蔵本
「娘ふたり」「残り香」の2篇（⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-03-06 ）に
続いて、3篇読んだけど、チョー面白かったv(￣∇￣)ﾆﾔｯ 本書読了まで残り3篇オホホホ!!♪(￣▽+￣*)
「くじら裁き」は、百姓の久平が許嫁お露の住む村へと向かう山道で、その男に出遭う場面から(＠_＠;)
伊勢の知り合いを訪ねるというその男、罠にかかった兎と熊野の海で手に入れた鯔［ぼら］とを勝手に
交換しようとしていたのだ(￣◇￣;) この後は、読み手の予想を裏切る展開が続くのだが、時代劇でも
有名な某が関わり、たしかに、手心を加えぬ裁きが契機となって栄転した、と読んだことはある(^_^;)
「河内山宗春という男」は、読んだ気がして両ブログ内を検索したけどヒットしない(＠_＠;) 講談等の
〈河内山宗俊〉についての知識による既視感なのかしら(＠_＠;) 河内山宗春の娘が、父親はホントは
「貧弱なコソ泥」だった、ということを語るという構成のストーリーで実録ものになるのかな(＠_＠;)
「あべこべ物語」は、思いもよらない展開に、寝床で声を出して笑ってしまったほど、「ユーモラスで
面白い。」（山村正夫「解説」）(^_^;) 石塚重五兵衛は「非力な小男で、風采、はなはだしく貧弱。
武士にあるまじく肝ッ玉も小さな臆病者」で、同僚や上役連中だけでなく、妻のお桐、息子の信太郎と
順次郎、娘の雪江からも馬鹿にされている(^_^;) 重五兵衛の方は、このやり手の女房のために、自らを
「古漬けのひね沢庵」と愚痴る(^_^;) 「頭上の重石をはねのけようにも、手も足も出ぬ。せまい樽の底
に押しつめられて、息がつけぬ苦しさを、だれか一人ぐらい察してくれてもよかろうになあ」と(^_^;)
ストーリー展開がマジで凄い(￣◇￣;) 悲劇なのに喜劇としか思えない、苑子タンの小説巧者ぶり(^^)
【今日のバカチン】
川口久雄（全訳注）『和漢朗詠集』（講談社学術文庫,1982）所蔵本
「巻下 慶賀」に載ってる歌「うれしさを昔は袖につゝみけりこよひは身にもあまりぬるかな」（本書は
「うれしさを昔は袖に包んだものですが、今宵のうれしさは袖に包みきれません。袖に包みきれない
どころか、身にあまってあふれだすばかりです。」と〔現代語訳〕）の〔参考〕にある次の記述(＠_＠;)
・・・『古今集』雑上に「うれしさを何につつまんからごろも袂ゆたかに
裁［た］てといはましを」とあるのをうける。・・・
初句の「うれしさを」は「うれしきを」の誤植だろう(´ヘ｀;) この歌の口語訳を、奥村恆哉（校注）
『新潮日本古典集成 古今和歌集』（新潮社,1978）の頭注から引いておく(^^)
このうれしさを、何に包めばよいのだろうか。袂もっと大きめに裁ってくれ、
と言っておくのだった。
・植木久行『唐詩歳時記』、川口久雄の解釈、いや、藤原公任すら完全ＫОじゃんかﾋｨｨｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-02-15
・『和漢朗詠集』には中国の詩歌も含んでるのに国文学者が中国文学者の書いた物を参照してない(-"-)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-12-30
半分読んで面白かったということはもう半分も面白く読めると思うので、楽しみなのでは…♪
by ナベちはる (2019-03-10 02:09)
そーなんですよ、川崎さん(^o^)丿
面白くて、盛り上がってます(^^)
by middrinn (2019-03-10 07:00)
おはようございます。
貞子さんという名前の人は特に子供は嫌だったでしょうね。
原作は '91年で映画は '98年。
沢村貞子さんは '96年に没。
by センニン (2019-03-10 08:45)
吹っ切れて、モノマネが出来るようになれば、いいですけど(^_^;)
by middrinn (2019-03-10 09:04)
面白く読めるのは重要ですネー。読みたくない本を「勉強だから」なんて読んでると睡魔との果てしない戦いになりますから。
by Rifle (2019-03-10 11:59)
面白いからこそ「けふもよむべし あすもよむべし」ですよね～(^o^)丿
勉強の本も面白く感じられるようになると、いいんですけどねぇ(^_^;)
by middrinn (2019-03-10 12:26)
昨日は風が強かったですねぇ(⌒-⌒; )
RUN練習に鬼コーチを誘ったら
「風が強いから嫌！一人で頑張れ( ^ω^ )」と
拒否られましたw
by ニッキー (2019-03-10 20:11)
鬼コーチに（ ＾ｏ＾）ノ◇ 山田く～ん 特製放置プレイ座布団１枚 ♪
by middrinn (2019-03-10 20:23)