190217読んだ本
読書は人を不健康にする((;゚Д゚)ヒィィィ! デタラメな記述に遭遇すると精神衛生的にも良くないし、また
巻を措く能わざる書物だと寝不足になる(-ω-、) 昨夜は早く寝る予定が長篇小説のせいで眠いよ(^_^;)
ちゃんと事前に問い合わせて確認したのに、違う版の本が届いたので、キャンセルということに(´・_・`)
【読んだ本】
戸板康二『新々ちょっといい話』(文春文庫,1987)所蔵本
永井荷風は人嫌いで、見知らぬ者が訪ねてゆくと、出て来て、「先生は、お留守です」と
いったという。/夏目漱石の場合は、居留守をつかって。相手が疑わしそうにしている時、
ツカツカ玄関まで出て行って、「いない者はいないんだ、私がいうのだから、たしかだ」
といった。/この話を聞いたある作家(名を秘す)が、「先生は、お留守です」を試みたら、
編集者が笑っていった。/「漱石や荷風だからいいんで、先生では、だめです」
昨日の柳川春三(三歳!)のキレ方と比べてみれば、夏目漱石の方が精神的に子供みたいだねぇ(^_^;)
こうやって逸話を聞く限りでは面白い人とは思うけど、小生は絶対に関わりたくはないタイプ(@_@;)
・木島櫻谷の文展二等賞「寒月」を酷評した夏目漱石、その当時の精神状態を等閑視するなヾ(`◇´)ノ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-06-15
ついでだけど、金田一春彦『ことばの歳時記』(新潮文庫,1973→1992改版)の今日の記事は大槻文彦が
亡くなった日(昭和3年2月17日)として、その後半から〆は次の内容である(⌒~⌒)
・・・晩年には大きな辞書『大言海』の著述に従い、齢古稀をすぎた老体でありながら、
書斎にひきこもって毎日十三時間も勉強した。家人には、一切面会謝絶を言い渡していたが、
来客のうちには五分でもよいと言って来るものがある。家人が博士に告げると、
それでは三分だけと約束して渋々面会する。ところが一度話題が語源のことになると
話はコンコンとして尽きず、一時間でも二時間でも客が腰をうかしても引きとめて
話したそうだ。
そりゃそうでしょうよ(^_^;) 小生だって本文に関することなら返信コメも自然と長くなるからね(^_^;)
巻を措く能わざる書物だと寝不足になる(-ω-、) 昨夜は早く寝る予定が長篇小説のせいで眠いよ(^_^;)
ちゃんと事前に問い合わせて確認したのに、違う版の本が届いたので、キャンセルということに(´・_・`)
【読んだ本】
戸板康二『新々ちょっといい話』(文春文庫,1987)所蔵本
永井荷風は人嫌いで、見知らぬ者が訪ねてゆくと、出て来て、「先生は、お留守です」と
いったという。/夏目漱石の場合は、居留守をつかって。相手が疑わしそうにしている時、
ツカツカ玄関まで出て行って、「いない者はいないんだ、私がいうのだから、たしかだ」
といった。/この話を聞いたある作家(名を秘す)が、「先生は、お留守です」を試みたら、
編集者が笑っていった。/「漱石や荷風だからいいんで、先生では、だめです」
昨日の柳川春三(三歳!)のキレ方と比べてみれば、夏目漱石の方が精神的に子供みたいだねぇ(^_^;)
こうやって逸話を聞く限りでは面白い人とは思うけど、小生は絶対に関わりたくはないタイプ(@_@;)
・木島櫻谷の文展二等賞「寒月」を酷評した夏目漱石、その当時の精神状態を等閑視するなヾ(`◇´)ノ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-06-15
ついでだけど、金田一春彦『ことばの歳時記』(新潮文庫,1973→1992改版)の今日の記事は大槻文彦が
亡くなった日(昭和3年2月17日)として、その後半から〆は次の内容である(⌒~⌒)
・・・晩年には大きな辞書『大言海』の著述に従い、齢古稀をすぎた老体でありながら、
書斎にひきこもって毎日十三時間も勉強した。家人には、一切面会謝絶を言い渡していたが、
来客のうちには五分でもよいと言って来るものがある。家人が博士に告げると、
それでは三分だけと約束して渋々面会する。ところが一度話題が語源のことになると
話はコンコンとして尽きず、一時間でも二時間でも客が腰をうかしても引きとめて
話したそうだ。
そりゃそうでしょうよ(^_^;) 小生だって本文に関することなら返信コメも自然と長くなるからね(^_^;)
タグ:随筆
そうかなぁ?
ちゃんと時間を決めて読めば問題ないかと思いますが!
あっ、でも夜の方が静かで読みやすいですかねぇ(^^;
by そら (2019-02-17 19:10)
カワセミさんを夢中でお撮りになられてて、いつのまにか
帰る予定の時間を過ぎちゃった、とかありませんか(^_^;)
by middrinn (2019-02-17 19:21)
こんばんは。
面白い本は車の信号待ちの間も惜しんで読みますね。
by センニン (2019-02-17 20:10)
それは危ないヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
by middrinn (2019-02-17 20:31)
体調がイマイチでパブロン飲んだのに
長篇小説読んでて寝るのが遅くなったとは
とっても面白い小説だったんですねぇ(⌒-⌒; )
うちのかみさんも時々やっちゃってますw
by ニッキー (2019-02-17 21:16)
両雄並び立たず、というのか、矛盾というのか(^_^;)
フト気付いたら日付が変わってましたよヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
by middrinn (2019-02-17 21:23)
永井荷風も夏目漱石も家の中からモニター越しに人の確認ができる
時代になるとは想像もつかなかっただろうな・・・と思ったり。
夏目漱石なら編集者が来ても居留守を使うとか荒業もやっていそう。
by tai-yama (2019-02-17 23:32)
面白いと、時間も忘れて読書…という意味に感じました(^^;
by ナベちはる (2019-02-18 01:10)
人間は自分のことしか考えない都合の良い生き物であることを
感じられますね(^^ゞ
全てまともに対応してたら疲れることもありますし(苦笑)
ブログ返信コメントもコメントする方の都合??で
SNS並みに「イェーイ」とか「グッジョブ」だけだったりすると返すのに困りますね・・・
by たじまーる (2019-02-18 07:08)
おはようございます^^
「デタラメな記事に遭遇する」場合はわたくしの場合滅多にないと言うか、あまり真剣に読まず、そうかそうかとなっとくしているわたくし(--
「巻を措く能わざる書物」は確かに寝不足。もっともわたくしの場合はそう言う高尚なことば(巻を措く能わざる書物)に似合わない、
ただ、娯楽本の場合ですが、寝不足必至。
「新々ちょっといい話」は面白いですね。「いい話」なのかどうか分からないけれど、噴き出しました。
by mimimomo (2019-02-18 07:23)
tai-yama様へ ( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 特製モニター座布団1枚 ♪
編集者なら、顔見知りのはずだから、声でバレそうなものかと(^_^;)
by middrinn (2019-02-18 07:27)
ホント、面白いと時間を忘れてしまいますねぇ(〃'∇'〃)
ナベちはる様もゲームやアニメで経験おありかと(^_^;)
by middrinn (2019-02-18 07:29)
たじまーる様、では、御一緒に(^o^)丿 ♪人間なんてララララララララ~
いつもnice!&コメントありがとうございますというコメントを頂戴すると
今回はコメントしようがないほどの記事内容かよ、とガックリです(^_^;)
by middrinn (2019-02-18 07:36)
mimimomo様は人が好いからかと(〃'∇'〃) 小生は素直じゃないので(^_^;)
寝不足になったのは、時代伝奇小説ですから、別に高尚じゃないですよ^_^;
この場面の漱石はドラマ、漫画、アニメにしたら笑いがとれますよね(〃'∇'〃)
by middrinn (2019-02-18 07:41)
追記です(^^;)
>いつもnice!&コメントありがとうございますというコメ>ントを頂戴すると
>今回はコメントしようがないほどの記事内容かよ、とガ>ックリです(^_^;)
ガックリさせてすいませんでした(^^;)
これは私のことだと思います・・・
私の記事の場合はいろいろですので
心当たりがあります・・・
by たじまーる (2019-02-18 11:35)
んにゃ、「いつもnice!&コメントありがとうございます」というコメのみを
nice!代わりに残される場合のことを述べたもので明らかに誤解かと(^_^;)
by middrinn (2019-02-18 11:53)
追記です(^^ゞ
大変失礼しました・・・
そういうことだったのですね・・・(^_^;)
by たじまーる (2019-02-18 11:59)
説明不足な書き方でしたm(__)m
by middrinn (2019-02-18 12:17)
遅ればせながら、2/15の記事を拝見して
思い出しました。西行のことだから
「花の下にて」といえば桜なのでしょうが、
「如月の望月のころ」に桜は咲いていない、
と山本健吉が書いていました。
by 爛漫亭 (2019-02-18 15:35)
いつも興味深い情報をありがとうございますm(__)m
山本健吉にしてはチト解せない指摘ですねぇ(@_@;)
wikiによると2/16は現在の暦だと3/31ですから^_^;
by middrinn (2019-02-18 16:21)
確かに、読書は目が悪くなるし、寝不足になって翌日辛いこともあるし、知天狗になって偉そうなことを言って、年数が経って後から火が出るくらい恥ずかしくなったり・・・。
でもそれ以上に人生を豊かにしてくれるから、読書は止められないですね(^^)
by ワンモア (2019-02-18 22:20)
知天狗!初めて見ましたけど、いい言葉ですね(〃'∇'〃)ヾ( ̄o ̄;)オイオイ上手い表現だろ?
止められないのは、おっしゃる通りですけど、ショウペンハウエル(斎藤忍随訳)『読書
について 他二篇』(岩波文庫,1960→83改版)の表紙カヴァーに「読書とは他人にものを
考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える
力を失ってゆく。」ともあるので、読み方に気を付けなくてはいけないかと愚考(^_^;)
by middrinn (2019-02-18 22:26)
その時代、如月の望月はグレゴリオ暦で
3月末になるのですね。衣更着というので、
もっと寒い感じがしていました。山本健吉の
文章を読んで「えっ」と思って記憶に残って
いましたが・・・。
by 爛漫亭 (2019-02-18 23:03)
今の3月と指摘してるのを読みました^_^;
山本健吉のような超一流の文芸評論家でも、
不思議なことをおっしゃるんですね(゚ロ゚;)
by middrinn (2019-02-19 06:54)