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170901読んだ本＆買った本 [編集]

このルパンは荒木伸吾や姫野美智らの作画だなぁ～と一見して判ってしまうほど抜群の安定感(ﾟoﾟ;)
・・・時折こんな感じで短～く言及してたがアニメのタグ設けたら全記事チェックせにゃﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ

【買った本＆読んだ本】

芸術新潮2017年9月号

毎月購入してるお店の夏休みが明けたので、例によって一割引きで購入してきた(^^) 日本アニメの
「誕生100周年記念」ということで、特集は「30人の批評家が投票！日本アニメベスト10」(^^)v
「日本アニメ100年の歴史の中で、もっとも重要だと思われる10作品をお挙げください」との質問に
「アニメに造詣が深い批評家30人」が回答し集計された結果がコレなのね(@_@) 劇場版は簡単だが、
テレビ版の場合、作画崩壊等でしょーもない回もあれば、神回として伝説化するような回もあるし、
評価が難しいと思うなぁ^_^; 漫画だと出版社が自社刊行の作品に授与する賞なんか未完の作品でも
表彰しちゃってるけど、アレも変だよね(@_@) また専門家による投票なら、先日のＮＨＫ・ＢＳの
「ベスト・アニメ100」のような、何じゃそりゃ!?な結果にはならないだろうけどさぁ、中には奇を
衒った選出をしでかす御仁も出てくるからな^_^; とまれ、集計結果は、テレビ版エヴァ（1995-96）
が14票で第1位、テレビ版ガンダム（1979-80）が11票で第2位、テレビ版ヤマト（1974-75）が9票で
第3位(@_@) この「ランキング徹底解説」と題した氷川竜介へのインタヴューは勉強になったね(^^)
曰く「・・・本当に順当な結果だと思います。『エヴァ』と『ガンダム』、『ヤマト』というのは、
日本のアニメに新しいお客さんを呼び込んだエポックメイキングとして、やはりトップスリーでいい
と思うんですよ。」、曰く「さらに言えば、3作ともキャラクタービジネスとして大成功しています。
アニメのために作られたデザインがキャラクターとしてのポピュラリティを持ち、しかも20年から
40年といった長期で愛されています。消耗品を脱した点で、アニメ全体のビジネスの枠組みを拡げた
作品なんですよね。」等の解説にナルホドと思いつつも、原作付とはいえテレビ版ルパン（1971-72）
にも当て嵌まる気がする(..) が、同作品は2票しか入らず第29位(+_+) てゆーか、カリ城（1979）も
僅か2票で第29位だと(ﾟﾛﾟ;)ﾏｼﾞ!? 氷川は「・・・『ルパン三世カリオストロの城』も傑作ですが、
興業的には失敗なので。」と一刀両断だが、なら、「アニメ映画史上初めて、その年の邦画配給収入
第1位を記録した。」と「作品解説」されてる劇場版999（1979）が2票で第29位なのは「傑作で」は
ないから、とでも言うのか(-"-) でも、氷川自身の回答結果を見たら、劇場版999（1979）も選んで
いた(^^) 「『カリオストロの城』は2票だけ？これは意外です。」とも述べていたからいいか^_^;
なお、テレビ版ウテナ（1997）に4票入ってて第15位にランクインしたのを見ると、小生のアニメ
鑑賞眼も意外に捨てたもんじゃない気がしてきて嬉しいな^_^; 「その3作の中で『エヴァ』が1位
というのは？」との質問に対し、「世代の問題もあるでしょう。」と氷川は答えてるけど、トップ
スリーに限らず全体的に選者の「世代の問題」が大きい気が(..) それにしても、ガルパンに1票も
入らないんだねぇ^_^; 1票しか入ってない作品も含め、票の入った全ての作品に対して短い「作品
解説」がなされてて便利だ(^^) 回答した各批評家の選評を今後じっくり読むことにする(^^) なお、
「ベスト監督ランキング」で、10票第6位の「松本零士」と7票第12位の「手塚治虫」はイミフ(@_@)
第2特集〈追悼田原桂一　時をこえる「光の意志」〉は圧倒させられる各写真(ﾟoﾟ;) 弥生美術館の
マツオヒロミ×大正恋愛事件簿「命みじかし恋せよ乙女」に関する「姦通、情死、逃避行～華麗なる
大正の恋もよう」（坂本葵・文）は読み応えありそう(^^) 掲載されているマツオヒロミ《ダンス》
というイラストレーションは好みだなぁ(^｡^;) なお、他に、その関係者（被害者遺族）が見たら、
どういう気持ちになるのか、ちょっと心配させられる記事もある(..) 今月号はこんなとこかな^_^;

テレビ版「うる星やつら」でメガネ（声・千葉繁）が大活躍する第87話「さよならの季節」は神回^_^;