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170813読んだ本

あだち充ヒロイン総選挙でよく見る8人の画像、最後列左2人マジ知らんが誰(^。^;)ヾ( ̄ヘ ̄; )ググれ!

【読んだ本】

森田誠吾『明治人ものがたり』(岩波新書,1998)所蔵本

本書の約半分を占めてる「マリとあや」、そして「おわりに」も読んで、本書読了(^^) その内容は
森茉莉と幸田文の対比列伝で、非常に対称的な2人なのに似通う部分もあって、2人の親族や関わりの
あった人々、森鷗外と幸田露伴は勿論、多彩な人物が登場するので、読み応えのある一篇だった(^^)
森茉莉のことは興味がなかったので、彼女のイメージも関川夏央&谷口ジロー『『坊っちゃん』の
時代 第三部 啄木日録 かの蒼空に』(双葉社アクションコミックス,1992)に登場したシーンでの
〈この娘が 昭和六十二年八十四歳まで存命して「週刊新潮」のテレビおばあさんになろうとは・・・〉
に爆笑したようにTV評「ドッキリチャンネル」でしかなかった^_^; ただ、1992年のリテレール別冊
『文庫本の快楽 ジャンル別ベスト1000』で編者・安原顯が「日本文学・ベスト50」として森茉莉の
小説も選出し〈・・・森茉莉には生前、池田満寿夫宅でのパーティや、彼女の家の近所の喫茶店で
何度か会っているが、とにかく極端にシャイな人だった。しかしその割には喫茶店のコップの水に、
コーヒー用のミルクと砂糖を入れて飲み、ふと、腕時計を見て「あら、ジュリーのテレビが終わっち
ゃったわ」と悲しそうな顏をしたりする。・・・〉と解題で描いた、不思議ちゃんぶりも強烈(^。^;)
だが、森茉莉についての本書の記述は、それ以上かもw(゚o゚)w 例えば、「マリはもともと、活発では
ないし、不器用なたちであった。/・・・/どうした手抜かりか、時計の見方を教わらなかったので、
時間がわからない。/おまけに足弱だったから、父の乗る馬に人参をやるにも、いちいち馬丁に抱き
上げてもらったし、菊人形を見に行くといえば、女中に抱かれて行ったので、外へ出る時は、誰かが
抱いてくれるものと、立ったままで待っていた。」(゚ロ゚;)マジ!? 小生の想像力の範囲を超えてたが、
とりあえず腕時計の見方は教わったようで良かったわな(^。^;) 幸田文は、本書の参考文献でもある
山本夏彦『最後のひと』(文藝春秋,1990)が雑誌連載されていた時に目を通した月もあったので、
やっぱり感(^^) 未読の同書をパラパラ読んだら、森茉莉のことも書いてあって面白そうだった(^^)

広島は無理だから、一度でいいから見てみたい、高橋慶彦千葉ロッテ監督^_^; モチ福浦2000本も(^^)
タグ:列伝 随筆
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