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170731読んだ本

おっさんの小生より一回り二回りも上の世代に人気だった芸能人がゲストで祭りは盛り上がるのか^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『珠の段』(旺文社文庫,1987)所蔵本

読書時間が少ししか取れなくて、70頁もある表題作を読了できなかったら「作者、急病につき」で
休むつもりも、読了できたよ^_^; 寺の長老の給仕勤めにあがっているお稚児さんという主人公の
伊南数馬が謡曲『海人』の「珠の段」の稽古を受けてるのを窓枠から覗く武士・津田悠之助(@_@)
一目惚れでストーカーになってしまったのだ^_^; 謡曲『海人』の「珠の段」の内容は作品中でも
詳しく説明されているが、神谷次郎の「解説」は「・・・シテの海人乙女が愛する男のために竜宮
から宝珠を盗み取り、乳の下をかき切ってそこに隠し持って帰り息絶えるという物語である。」と
要約(^^) 予想した展開も、佳境に入り、あぁ~っと思わず声が出て膝を打つ∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
ところが、そこで、返し技があり、主人公ともども驚いちゃった(゚o゚;) 杉本苑子、恐るべし(^。^;)

一日中歩き廻ったけど、流石に途中、日陰で立ち竦んでしまったよ(-ω-、)

[追記170801]

杉本苑子『能の女たち』(文春新書,2000)に「『海人』の海女~我が身を犠牲にして勝ち取った
息子の栄達。」という章があった_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
タグ:小説 歴史
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