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160720読んだ本&買った本

ピングーが哺乳瓶らしきもので飲ませているのを視て、ビンガがまだ赤ん坊だったことを知った(@_@;)

【読んだ本】

ミッシェル・ニー『ピングー・コミック①』(ソニー・マガジンズ,1995)所蔵本

本書だと、その大きさといい、その行動といい、赤ん坊には見えないけど、アニメとは違うのかしら^_^;

新田次郎『武田勝頼(一)陽の巻』(講談社,1980)所蔵本

『長勝院の萩』上巻で思い出し、「三河奥郡二十余郷の代官」と「竹鋸にて引き殺す」の両章再読(^^)

新田次郎『武田勝頼(三)空の巻』(講談社,1980)所蔵本

『長勝院の萩』中巻で気になり、「岡崎三郎信康」「徳姫様」「信康自刃」の3つの章を再読した(^^)
徳姫が信長に上訴した12項目を列挙しているが、当然のことながら『長勝院の萩』とは異なってる^_^;
実際に12項目あったようだけど、何が挙げられていたのかしら(..) ちょっと気になっちゃった(^_^;)

杉本苑子『歴史エッセイ 江戸散策』(旺文社文庫,1985)所蔵本

読むのを後回しにしてた「くらしの諸相」の章(^^) 先ず「武家の婚礼」では、「縁談のもつれ」から
江戸城内で老中・井上正就が殺された刃傷事件が、春日局によって惹き起こされたものとする(@_@;)
「当人同士の意志は二の次としても、保護者同士の意向、願望」が優先される「政略結婚」どころか、
「親の気持ちすら無視される軍略結婚」が江戸時代初期に強いられてた由(..) 縁組についての規制と
ともに、挙式に関するさまざまな知識も紹介しつつ(大変勉強になりましたm(__)m)、江戸時代の女性
(妻・妾)の地位を論じている(^^) 次に「大奥の生活」では、三田村鳶魚『奥女中の研究』に依拠し、
一般に流布する大奥のイメージを否定して「ピンク映画もどき」の「紊乱や、猟奇譚めいた事件は、
実際にはめったに起こらなかったという事実」から始まり、「読者に興味ありそうな」「よもやま話」
を色々と紹介してて面白い(^^) 天璋院の猫「サト姫」のために精進日には鰹節を使用するが、民間の
下女の給金が年三両なのに「なんと精進日の鰹節代だけで年二十五両もかかる。」(@_@)「御膳所では
ほんの二、三回、ガリガリと削るともう、鰹節など〝用済み〟で、また新しいのをおろす。」から^_^;
「ほとんど使っていないも同然な〝用済み〟のほうは、賄方の余徳となる」のだから、同様の手口で、
「御広敷役人、御膳所方、高級奥女中など一代つとめれば、ひと財産つくれる」と言われる由(@_@;)
また、「大奥年寄の権威はたいへん高く、老中と同格と評されていた。」「表では老中、奥では御年寄、
これが幕府における職制の最高」という点は、水野忠邦や松平定信が実際に苦しめられたエピソードも
紹介してるように、今後は江戸時代史に関する本などを読む際には、特に忘れないようにしなきゃ(^^)

中野京子『名画の謎 旧約・新約聖書篇』(文春文庫,2016)所蔵本

【買った本】

永井路子『岩倉具視~言葉の皮を剥きながら』(文春文庫,2011)

送料無料への付け合せとして新刊書で探しただけ^_^; 定価で買ってもいいと思える作家が少なくて(..)

要らなくなった本も順次ゴミに出し始めたから、今まで以上に本を買う際には慎重にならざるをえぬ^_^;
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